2012年02月24日

腐ったみかんの方程式

俺の生徒に何ばすっとか、きさん!



法に触れさせた側の責任はどうなるんですか?
彼らをあそこまで追い詰めた我々の責任です。
無いとは言わせませんよ。あなたにだってこの私にだって
加藤が放送で言ってましたね。
我々は教育を受ける権利者だと。あれは私が加藤に言った言葉なんです。

〜それはまずかったですな…

どうしてですか?
教育基本法にちゃんと書いてあることなんです!そこんとこは!!

〜いやそれ自体がね、いかんと言っとるわけじゃないんです。
ただ子供たちは自分の都合の良いように解釈する、だから問題が起こる…

問題が起こったっていいじゃありませんか?
彼らはまだ未熟なんです!だから間違うんです!
間違ったら、繰り返し、繰り返し、それは間違いだと教えてやる。
これが教育なんです!



〜しかし、私どもには一般の生徒を守る義務があったんです…

だから腐ったみかんは放り出せという論理ですか?
初めて加藤が送り込まれたとき、私は正直いって自信もありもありませんでした。
しかし校長先生や他の先生方の協力のおかげで
今日まで問題を起こさずにやってこれたんです。
学校には学校の名誉があるでしょうし、
教師には教師の生活があるでしょう、
しかし、教師が尻込みをしたら生徒はいったいどうなるんですか?
子供をあずけている親御さんたちに顔をまっすぐ向けられますか?
おたくにだって今日、からだで一生懸命、子供をかばおうとなった大山先生や鈴木先生がいらっしゃるじゃありませんか?
若輩者が言い過ぎるかもしれませんけども

でも、我々はみかんや機械をつくってるんじゃないんです!!
我々は毎日、人間を作ってるんです!!
人間のふれあいの中で我々は生きてるんです!!
たとえ世の中がどうであれ、教師が生徒を信じなかったら
教師はいったいなんのために存在してるんですか!?
お願いです!教えてください!!

僕は僕を教えてくれた先生に
裏切られても裏切られても生徒を信じるのは教師だと
そして、その答えは何十年後かに必ず出ると教えられました。
教師にできることは子供を愛してやることなんです。
子供を信じてやること、信じきってやることなんです。
僕はたしかに未熟な教師です。
しかし、生徒にたいしてだけは
このばか正直さは最後まで貫きとおしたいという風に思っております。
答えが出るまでそれは時間がかかるかもしれませんが、
しかし、我々教師が体ごとぶつかっていけば、
彼らは必ずわかってくれるんです!
そして、もっと正直に言えば、
それが、もしできなかったら、教師は教師をやめるべきなんです!!



きさまたちは俺の生徒だ、
それを忘れんなよ、忘れんなよ、忘れんなよ…。



3年B組金八先生「腐ったみかんの方程式」より
posted by Kaichang at 21:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック